グリーンマックス「住宅セット」の改造です。
ずっと構想していながら、不良債権のように溜まっていたものだったのですが。

Nゲージの建物全般に言えることですが、限られたレールプランの中に収める関係上、どうしても基本サイズが小ぶりになってしまうところがあるのは否めません。
改造においては、そんなベースとしての小ささを緩和して、ある程度見栄えのする容積を確保してやりたくなります。
こちらの一軒家Aは、2階部分が通常の住宅2軒分。平屋の部分も面積では1軒強はあります。
1軒のサイズを実面積に換算するとおよそ14坪になるので、2階を含めた建坪はおそらく75坪程度。標準的な家屋の建坪は30-40坪と言われているので、そう考えると豪邸ですね。

建屋は基本的にGM製以外は使っていませんが、いわいる掃き出し窓については、旧こばるさんの「ドアと窓」を使っています。ここだけちょっと現代風ですね。
例によって塗装の技量が今ひとつですが、これはもう少しずつ習熟していくしかないですね。
窓シャッターや縁台はプラ棒。横にあるクーラー室外機はYSKさんの情景アクセサリー。細かいパーツですが、置くと説得力が増して良いですね。

庭も作りました。カラーパウダーを撒いたのがかなり久しぶりでしたが・・
庭木はジオコレの唐松。幹の部分の安定が悪く、接着しようにもポリプロピレンなので難渋しました。
隅に置いてある物置は、これまたYSKさんの「物置小屋」。
今回初めてレジンの塗装をしました。サフを吹いたら問題なくできたのですが、これまた初めて使ったエアブラシの調合が拙く、なんか燻んだ色になっているような。


玄関脇には花壇というか、いわいるレイズドベッドみたいのを想定して作ったのですが、もう少し質感を考えても良かった気がします。次回はレンガ調の素材でも使ってみるか。
敷石は・・確かこれも旧こばるさんの「プラノイタ」だったと思います。

カーポートはジオコレの住宅パーツから移植。広いですね。3ナンバーも余裕で停められそうです。
車周りの小物など、もう少し置いてみても良いかもしれません。

柵はお馴染みのGM製を使いつつ、正面はこれまたジオコレからの移植です。
庭側はGMの「鉄路柵」なのですが、焦茶色に塗るとちょっとウッドフェンスっぽくなるので、これはこれで良い気がします。中も良く見えますし。

勝手口側をもう少し装飾したいのと、一応構想としては「雨樋」を付けたいというのがあるので、もう少しブラッシュアップしてみたいとは思っています。
